目的の旅路 2006年
2006年度は、『互いに愛し合いなさい』というヨハネ福音書13章34節の御言葉から示された教会像を掲げて皆様とご一緒に歩んで参りました。その互いに愛し合う姿こそが、使徒言行録2章の「毎日ひたすら心を一つにして神殿に参り、家ごとに集まってパンを裂き、喜びと真心を持って一緒に食事をし、神を賛美していたので、民衆全体から好意を寄せられた。こうして、主は救われる人々を日々仲間に加え一つにされた。」という初代教会の姿です。
しかしながら、『互いに愛し合う教会へ』の年間標語を祈っていた小倉教会にとって、一部の者による、キリスト者としてあってはいけない行いや言葉により、長期に渡って教会の福音宣教と牧会の働きが妨害され、秩序が著しく破壊されてきたことは、大きな痛みでした。主イエスの体であり、互いに節々を補い合う教会で、この様な出来事は、今後決して起こしてはいけません。例え深いその痛みの中でも、憐れみに満ちた主がこの試練をも共に働かせて益と変えてくださることを願うばかりです。
どのような状況にあろうとも、主が小倉教会に与えてくださった「賜物と召命」は今も決して変わりません。私たちは、後ろを顧みつつ、常に主のご命令に従って福音宣教の業にまい進し続けなければなりません。
小倉教会の六つの目的「礼拝、祈り、教育(霊的成熟)、奉仕(仕える)、交わり、伝道」を通して、『北九州100万の救い、5万人の教会、5000の小グループ』というビジョンが与えられました。昨年度はそのビジョンに向けての第1歩として、たくさんの小グループが立ち上げられ、活発に活動しております。2005年度は広木三千代姉が担当する小グループを通して楠目眞理子姉がバプテスマに導かれました。2006年度も、小グループを通してバプテスマ準備者が与えられています。これまで教会に一度も来たことのない多くの未信者が、様々な小グループを通して教会を訪れ、福音に触れました。さらにイエス・キリストの愛に触れ、救いに導かれるよう祈って参りましょう。
私たちを愛する神が「信じる者が・・一人・も・・・・・滅びないで、永遠の命を得るため」に、その独り子イエス・キリストを世にお与えになった、というヨハネ3:16の御言葉と、「だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。」というキリストの大宣教命令(マタイ28:19)に仕えるために、小倉教会の皆様を用いたいと願っています。今年度も、主はどのような御業を見せてくださるのでしょうか。私たち小倉教会は、このビジョンを成し遂げるために地域に遣わされているのです。
教会が教会として福音宣教の働きを成し遂げるために、不健全な状況にある小倉教会が健康な教会と変えられること、牧会リーダーとしてもう一度立ち上がり歩みだせるよう祈ります。最後に、私のことをいつも祈りお支え下さっている、教会員の皆様、バプテスト連盟関係者の皆様に心より感謝のお礼を申し上げます。
主にありて。
角本尚彦






